Life is Like a Boat

忘備録や経済、投資、プログラミングに関するメモやtipsなど

100円たんけん

100円たんけん

100円たんけん

いくらでどれくらいの何が買えるか。
そういう値ごろ感っていつ頃からうまれてくるもんなのでしょう。

この絵本はモノの価値に気付くきっかけになるかもしれません。

主人公のぼくはおかあさんと一緒に100円を持って商店街の探検に出発します。
お肉屋さん、魚屋さん、ケーキ屋や八百屋に寄って100円で買えるもの、その量を知っていくのです。

ケーキ屋ではホールサイズのフルーツケーキを指差して100円分下さいとお願いします。ケーキ屋の主人はそれなら20度くらいだねとほんのちょっぴりしか切ってくれません。

寿司屋では100円でうめきゅうり巻き6個入りパックは買えても「最近値上がりしているからねぇ」と食べたいマグロの握りは買えないと知ります。

最後に100円パーキングに行ったぼくは、20分100円の場所と60分100円の場所があると知ります。

場所によって同じ100円でも車をとめられる時間が違うのです。

子供に読み聞かせてどうして駐車場のオペレーター(もちろんパーク24)はそうしたプライシングにするのか、親子で話しても面白いんじゃないかなと思いました。

我が家では小学2年の長男に聞いてみたところ、20分100円でとめる場所は急いでいる人が多いという結論になりました。

年中から小学校低学年くらいの子を持つ親御さんが寝る前の読み聞かせにちょうどいい文量です。