Life is Like a Boat

忘備録や投資日記、プログラミングに関するメモやtipsなど

社会課題をビジネスで解決するスタートアップメモ

先週、千葉県幕張メッセでIT 技術とエレクトロニクスの展示会、シーテックが開催されました。 金曜日のプログラムに、社会課題をビジネスで解決するスタートアップ10社を紹介するセッションがあり、見に行ってきました。

このセッションの目的としては、三菱総研が主催したビジネス・アクセラレーション・プログラム2018に参加した10社が来場者の前で5分間ピッチするというものです。

限られた時間で自社の魅力を来場者に理解してもらうという登壇者のプレゼン能力が参考になりました。

個人的には、AI人事が売りのミライセルフが気になりました。人材採用市場という市場規模の大きさとAI採用による人材サービスがポイントで、すでに蓄積された社内データとの連携など導入支援をうまくクリアすれば、ストックビジネス的に儲けられるのではないかと思います。

下記は登壇した10社のメモです。

OUTSENSE

  • 人が宇宙に住む時代がくる。折り紙を応用して家を折り畳んで広がる技術を宇宙開発に生かす。
  • ソガメ折り-> 紙から剛体にできる。
  • 三次元展開、一点に一方向の力を加えるだけで展開できる。
  • 収納性が高く堅固、モバイルハウスや仮設住居、次世代テントに応用できる。
  • 受託モデルで収益を上げる。

ゴイク電池

  • 電池診断技術を使ったエネルギーマネジメント
  • 電池の容量を計る、劣化度合いの判定をする。1秒で診断できる速さが売り。
  • EV化が進むと自社技術の市場規模が広がる。

Drone Future Aviation

  • 運べないをなくす。生産年齢人口の減少とEC物流の増加が追い風になる。
  • GRIFF135というドローンの独占販売権を保有。 同ドローンは30kgペイロード。
  • YAPEという二輪駆動の陸のドローンを開発。日本郵便と共同で実証試験。
  • 当面ドローンの販社として儲ける。

MAMORIO

  • 世界最小クラスの紛失防止IoTデバイスで「なくすをなくす」何かをなくして悲しむ人がいない世界を目指す
  • 紛失物は年間2000万件
  • デバイスから一定距離離れると通知
  • みんなで探すクラウドトラッキング機能。 ユーザが増えれば増えるほど見つかりやすいネットワーク効果を狙っている。
  • 公共施設の遺失物センターに設置することで紛失物が通知されやすい
  • MAMORIOオフィスコンソールを使い社内備品の管理をする。

ユカイ工学

  • ロボットが実現する高齢者の生き生きとした毎日を実現
  • BOCCO コミュニケーションロボットによる高齢者見守りと情報発信
  • 使用例として、真夏なのにエアコンがついていない、熱中症が疑われるケース。室温センサーとロボットをセットで使う事で介護する側のスマホに通知する。
  • 遠隔地のオペレーターが年寄りに話しかける活用案もある。

トリプル・ダブリュー・ジャパン

  • 排泄予測デバイスの開発
  • 膀胱の大きさをモニタリング 排泄ケア業務の効率化
  • 介護の現場でオムツ使用料減やトイレ誘導の空振りが減ったなど目立った効果があった。

ミライセルフ

  • AI人事時代を目指す。社会全体の適材適所を目指す。
  • AI人事はデータドリブン。属人的な採用をなくし、高コストな採用ミスをなくす。
  • 適性検査により、社風にマッチした人を紹介する求人サービス
  • 適正化された社内配属モデルでの運用

ノーニューフォークスタジオ

  • 歩行解析を行うスマートフットウェアORPHE TRACKの開発
  • センサーが靴の中に入っている。ソール内部に搭載できる。
  • 歩いた一歩の距離、角度など歩行データを収集。応用例として、ランニングフォームの指導やランニングマシンでVRと組み合わせたケースがある。
  • 歩くことを資産にする-> 医療費削減につながる。行動ログを取得し、ノルマ達成したらコインを発行
  • 沖電気社員が実験中。情報銀行と組み合わせて、歩行データを資産化する実証実験の予定。

マッシュルーム

  • Voxという商品名のスマホ制御型の宅配ボックス
  • 捺印不要、全てスマホでコントロールする
  • マッシュルーム社自身が荷主になって発送手続きもする
  • 同社のスマホでの認証技術が元になっている。
  • ソーラーセルで給電する。ネットワーク敷設不要。4000~5000円で設置
  • 活用例はクリーニングの受け渡し、レンタルシェアなど。ネットスーパーと組むことも考えているらしい。

T-ICU

  • 専門医チームによる遠隔集中治療支援ソリューション
  • 全国的な集中治療専門医の不足、さらにICUは大都市部に偏在している。このため、診療レベルの差が大きい。
  • サポートセンターに専門医が待機。バイタル情報や電子カルテ、モニタなどからアドバイスを返す。30のICUを一人で管理することが可能。アメリカで先行事例あり。