決算後ギャンブルメモ
大抵この時期の決算シーズンは発表社数でみて
- 1月中旬の小波
- 1月最終週の木金の中波
- 2月第一週後半から第二週の大波
という感じなのですが、今週はちょうどその谷間でたまった発表分をぽちぽち見ながら業績の趨勢をみる感じでした。
決算ギャンブルは業績発表前にポジションを持ち、発表後に反対売買する事なのですが、決算発表日の翌日終値で買い、5営業日に売るパターンをした場合を調べてみました。
これは決算後ギャンブルと名付ければ良いかわかりませんが、
- モメンタムに乗る
- 逆張り
の2パターンあると思います。
まず、決算発表日翌営業日に前日終値比でプラスになった銘柄数は354社中140社。そのうち、5営業日後もさらに上昇を続けた銘柄は81あります。これらはポジティブサプライズがモメンタムになって上昇が続いたと解釈されると思います。そのトップ10を抽出してみました。
つぎに、決算発表翌営業日が前日比でマイナス、5営業日後の終値でプラスリターンになっている銘柄数は99でした。直後に売られたが日が経つにつれ戻ったパターンです。その上位10を表示しています。
うち、リターン別でソートして1位になったJESCOの1時間足をみると、
発表翌日のオープンで売られ、その翌日のオープンで下ひげを付けています。自分だったらその翌日の下ひげ近辺で損切りしてそうです。
それぞれのパターンを表にまとめてみました。
t5>t1 | t5=<t1 | |
---|---|---|
t1+ | 81 | 59 |
t1- | 91 | 123 |
t1が決算発表の翌営業日、t5が5営業日後です。決算発表日の翌営業日(t1)の終値が前日比プラス、かつ5営業日終値(t5)がt1を上回っている銘柄数は81です。