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忘備録や経済、投資、プログラミングに関するメモやtipsなど

イーギャランティの株主総会に参加してきました。

イーギャラの株主総会行ってきました。株主になってこの会社の総会に出るのは初めてです。株主からの質問に丁寧に答える社長、好印象でした。

以下は走り書きのメモから書き起こしたものです。(加筆、訂正すべき箇所があればコメントでご指摘下さい。)

  • 総会収集通知の対処すべき課題に沿って社長から説明があり、出席者からの質問に答える展開。

  • 契約更改率の維持向上について。
    更改率は90%ほどらしい。解約の理由で多いのが、実際に保証となった事案が長年なかったため保証料を払うのが勿体無いと判断されたケース。

  • 欧米比較した日本の信用リスク保証の市場規模
    欧州では企業に対してまとめて保証対象とする一方、日本では保証をかけたところだけと範囲が限定的。

  • 販売提携先の地銀の体力が金融緩和の副作用で落ちていると言われるが影響は少ないとみている。かえってリージョナルバンク化が進んでくれた方が提携先が実質増えるので好都合。

  • 配当性向に対する考え方。自社自体が保証できるか信用を持たせる意味で内部に持っておく必要ある。

  • リスク受託の裾野を拡大していきたい。
    自動車オークションの立替払い、店舗の敷金の返還請求保証、Fintech関連の企業からのリスク受託、など。

  • 競争力の源泉について。月間2万社の審査をする。審査情報がどんどん溜まっていく。データを溜められる立場。

  • ラクーンは直接の競合とは見ていない。

  • 保証契約は1年。契約期間中の保証料率の見直しは行わない。一般的に不況期は保証料率が上がる。1年経って見直す際に急には上がらない。

  • 独身寮取得による支出について。寮があると離職率が大きく下がる傾向ある。社員に連帯感を持って欲しく他社の寮運営サービスを使わず自前で行うことにした。

  • 新卒採用は選考に進むだけで1000人超える。非常にありがたい。

  • 議案が拍手で可決され総会はお開き。懇親会などはありませんでした。